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長崎大学病院は23日、平成3年手術を受けた女性患者の体内に医療用のチューブの一部(直径10ミリ×長さ100ミリ)が、24年にわたり放置されていることがわかり、病院は女性に謝罪したと発表した。女性の健康状態に問題はないという。

女性は、昨年12月、CT検査を受けたところ、膀胱のそばにチューブの影が写っているのが見つかったという。

女性は、5年前にもCT検査を受けた際、影が写っていたが、なぜか情報共有されず、対応をとっていなかったという。

女性は、健康状態に問題がなく、チューブを取り出すには全身麻酔が必要で負担が大きいため、女性の同意を受けて病院で経過を観察することにしている。