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ジャスダック上場の精密機器会社「石山ゲートウェイホールディングス(GWH)」が、東日本大震災後の電力不足に伴い新設された国の自家発電補助事業を巡り、発電機取引の仲介を装って9億円以上の架空売り上げを計上した疑いのあることが報道されている。
 東京地検特捜部は、同事業で、5億円の補助金の不正受給の疑いが持たれ、同社元社長(68)らを事情聴取し、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)などの疑いで捜査している。

架空の疑いがあるのは、GWHの子会社「SPC」(現・GW長岡製作所)が、2013年8~9月、中国からディーゼル発電機25台などを輸入し、GWH元社長の知人男性が役員を務める茨城県の発電会社に約9億7000万円で販売したとする取引。

エナリスの架空計上事件と同じ案件であり、同社の子会社SPCは恵那リスから訴えられていた。
本日の同社の株価は前日比▲2円安の31円で推移している。
6月期第3四半期の同社の純資産は5億26百万円。何か計算づくのようである。