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住宅用壁紙(クロス)の販売をめぐり、価格カルテルを結んでいた疑いが強まったとして、公正取引委員会は26日、独禁法違反(不当な取引制限)の疑いで、 インテリア専門商社大手のサンゲツ(名古屋市)とシンコール(同、シンコー)、リリカラ(東京都)などを立ち入り検査した。
 上場のサンゲツとリリカラは、上場企業らしく「検査に全面的に協力する」とコメントしているという。
最大手のサンゲツなどは近年、クロス=住宅用壁紙の販売価格の引き上げについて、事前に合意して決めていた疑いがあるという。価格引き上げは、壁紙の原材料費の高騰などを理由にしているとみられている。

価格ではシンコーのクロスが一番安く、サンゲツが高いがネームバリュはサンゲツにある。リーマンショック前は日の出の勢いだったサンゲツも住宅不況に利益率を落としており、シンコールらと話し合いをしたのだろうか。