株式会社セタ（元・ジャスダック上場）
特別清算開始決定受ける
パチンコ・パチスロ機向けカードシステム販売
負債約31億8700万円
 

 5月25日、（株）セタ（東京都江東区有明3-1-25)は、東京地裁より特別清算開始決定を受けた。
負債はで約31億8700万円の見込み。
 

（株）加根正の商号で昭和41年11月設立。平成7年6月にマイクロコンピュータ応用機器メーカーのコンピュータゲーム部門の一部を分離し昭和57年8月設立された旧：（株）セタを、株式公開を目的とした資本整備のために合併し営業を開始。97年5月にジャスダック上場を果たす。

だが、2007年3月期に、売り上げ処理について元代表取締役と元専務取締役が積極的に関与し、本来計上するべきでない売上高約8億円を計上するという不適切な決算処理を行っていたことが判明し、当社の信用力を保つべく、アルゼは当社を完全子会社化すると発表した。（平成20年1月期にはジャスダック証券取引所への上場を廃止）
その後、アルゼマーケティングジャパン（株）（平成21年6月1日付でアルゼに合併）にパチンコ周辺機器事業を引き継ぎ、当社は平成21年2月9日の株主総会の決議により、解散していた。