アイコン 福岡市の大規模再開発/香椎

福岡市東区の香椎駅一帯は、香椎駅周辺土地区画整理事業として、平成19年から道路の拡張工事など本格化してきているが、現在行われている工事部分は全体の1/8程度である。

南北は香椎参道北側から浜男川まで、東西はJR線路西側から3号線まで、JR香椎駅や西鉄香椎駅なども入り、総面積20.5ヘクタール、総事業費575億円を投じて行われている。既に西鉄のチンチン電車の線路が105億円をかけ1310メートル高架となっている。
現在行われている工事部分は、当事業地の一番北側に位置し、国道3号線御島交差点(香椎の国道新3号と旧3号の分岐点)東側は、住宅や建物はすべて撤去され工事も佳境に入っている。当地区はもともと住宅が疎らに建っていたところであり、区画整理するには一番簡単なところである。戸建用地と思われる区画整理が行われている。
工事関係者は「まだ事業はこれからです」と話し、今後密集地帯の整理事業へ入っていく。
当事業全体は平成11年10月~平成26年3月までの期間で行われる。
開発費用は、市費428億円、国庫補助132億円、その他13億円の計575億円で賄われている。
西鉄の高架線工事では、工事費全額を市費105億円で負担したが、工事の入札が西鉄により行われたのはおかしいのではとの土木業者からの話もあった。西鉄が入札を取り仕切れば工事業者は限定されるといわれており、ホントにおかしな話である! 西鉄に高架線をプレゼントした福岡市である。

http://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/3849/1/11.jpg

[ 2009年9月28日 ]
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