アイコン イトーヨーカ堂30店舗閉鎖へ

西のイオン、東のヨーカ堂と呼ばれて久しいが、高収益のセブンを持つイトーヨーカ堂グループ(セブン&アイ・ホールディングス)が財務内容ではリードしている。

しかしセブンの弁当問題で同社もケチが付き始めており、中間期赤字転落の予想もあり、先手を打って向こう4年間で30店舗の閉鎖方針を打ち出した。
閉鎖するのは苫小牧店(北海道苫小牧市)、富士店(静岡県富士市)など地方の中小型店が中心であり、安売りの「ザ・プライス」や首都圏における大規模店の出店は続けるとしている。
イオンも閉鎖や開発中止に着手しており、ダイエー/マイカルの流通戦争では両社共倒れしたが、イオン/ヨーカ堂がそうならないように祈るばかりである。

日本は、人口は減り高齢者は増加するという絶対的な消費支出減少局面に入っており、先々までのマーケティング力を持たなければ、10年後20年後の勝ちはない。 

[ 2009年10月 2日 ]
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