アイコン サンゲツ/中間期 住宅不況の影響続く

同社は、住宅市場について、首都圏の上半期マンション発売戸数が低水準ながらも5年ぶりに前年実績を上回り、新設住宅着工戸数は6月から3か月連続して増加、4月から8月までの累計では前年比4.0%増と緩やかな回復傾向にある。このような状況の中、当社グループは多様な新商品を発売、良品廉価を貫くとともに、新設住宅着工戸数に影響を受けない非住宅市場やリフォーム市場などの深耕開拓、販路の拡大などきめ細かな営業活動を展開した。これにより当第2四半期の連結業績は、売上高530億30百万円(前年同期比0.9%増)、営業利益24億96百万円(同4.5%減)、経常利益26億60百万円(同5.4%減)、四半期純利益14億17百万円(同2.6%減)となったとしている。

 セグメントでは、インテリア事業は、東京ショールーム「クレリア」を6月に全面リニューアルオープン、多彩なデザイン、素材、機能を分かりやすくご覧いただけるショールームとして、商品提案力の強化を図っている。
① 壁材は、4月に中間価格帯の商品を収録した見本帳「リザーブ1000」を改訂。 
収録品は全てシックハウス規制の最上位認定品とし、新たにディズニーキャラクターの壁紙を収録するなど収録点数の半数近くを新商品として発売した。
② カーテンは、5月にロールスクリーンやタテ型ブラインド、木製ブラインドなど
を収録した見本帳「ウィンドウコレクション vol.6」、6月には、オーダーカーテンをより身近なものとしてお求めやすくした見本帳「Wish vol.2」を発行した。
③ 床材は、5月発売のフロアシート「住宅用」、7月発売の「各種施設用」がいずれも好評を得て売上が伸長した。また8月には、吸音性や防汚性などの優れた機能性と高い意匠性を兼ね備えたカーペットの見本帳「カーペット総合」と、汎用品をセレクトした「カーペット5000」を改訂発行している。
 

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
10年3月期第②四半期
52,578
2,612
2,813
1,455
11年3月期第②四半期
53,030
2,496
2,660
1,417
前期②比
100.9%
95.6%
94.6%
97.4%
11年3月期通期予想
111,500
6,200
6,500
3,600

 
[ 2010年10月29日 ]
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