アイコン DELL/2位から陥落

2009年第3四半期、遂に台湾のAcerがDELLを出荷台数で始めて越えた。世界のパソコンの出荷台数を米国のiSuppli社が発表による。iSuppli社によるとノート型は伸張している一方で、デスクトップ型は出荷台数が減少しているとしている。

第2四半期では、世界のパソコン出荷台数は6,720万台(前年同期比▲4.3%)、首位はHPで1340万台、シェアーは20.0%、第2位はDELLで900万台同13.4%、第3位はAcerで820万台、同12.2%であった。しかし、前年同期比でDELLは▲19.5%、一方Acerは23.3%と驚異的な伸びを示していた。
第3四半期になり、DELLとAcerの伸びの違いで順位が入れ替わった。DELLはデスクトップ型を主力としており、Acerはメールとネットを中心にしたノート型パソコンを5万円台(日本販価)で出荷する低価格か路線、一般ユーザーはメモリー容量や機能充実型から安価で必要機能重視の「ネットブック」型ノートパソコンを選択している。首位のHPもノート型を伸張させているが、DELLは一時首位であったものの、ここにきて3位に交代した。
Acerは日本語でエイサーと呼ぶが、語源は沖縄のエイサーとは関係ないようである。
 

[ 2009年10月19日 ]
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