アイコン ヴェルサーチが日本撤退/まだあったのか

一点豪華主義の女性を相手にするヴィトン等のブランドは、景気が悪化しても一定の支持者がおりブランド指向の強い女性をターゲットとした日本では健在であるが、男性物は異なる。

2~3年前まで持て囃され、テレビでもドラマ化されていたホストクラブも閉店が相次ぐなか、そうしたニーズ者も減少、ヴェルサーチ信望者なるマニアックな人は限られ、ごく一部のヒルズ族だけでは経営できなくなったのであろう。

バブルが崩壊しても暫く続いていたヴェルサーチ神話は、平成10年頃を境に医者の馬鹿息子やパチンコ屋の馬鹿息子が、事業者として自覚し出しヴェルサーチ離れを引き起こしたとヴェルサーチを福岡で扱い破綻した社長が当時述べていた。
パチンコ屋も今では立派な企業として、社員教育も行き届き、企業として認められるようになったが、それまでは、旧態然な経営手法の延長で持ちこたえていた。しかし馬鹿息子たちも跡を継ぐ世代になり、目覚め襟を正し、フェラーリ等から国産車に乗り換え、ファッションもヴェルサーチからオーソドックスなファッションに変えてしまった。今生き残っているパチンコ店はそうした馬鹿息子が早めに経営参加して事業変革したところのパチンコ屋である。
ぼったくりの医者も保険点数の見直しや税務当局の監視の目も厳しくなり、跡継ぎの馬鹿息子も派手な動きはできなくなったことから、ヴェルサーチ離れを引きや越していた。
それでも、ITバブルや不動産バブルに象徴されるように、新しく生まれる顧客を相手にヴェルサーチは生き延びてきたのであった。
しかし、今日の日本は全滅状態であり、比較的若手向けの最高級ファッションのニーズは低くなる一方、そうしたことから今回撤退するものであろう。

福岡の上場クラスで品の良い中年紳士もヴェルサーチで身構えている。誰だろう?
某有名ホテルで、金持をファッションや小物で見分ける訓練を受けるベルボーイをしていたことから、ヴェルサーチなどの高級服を着ていれば直ぐ分かる。

本物を安く買うには、ブランドのバックをクラフト製造している下請先のオリジナルバックを買うことである。名前は売れてなくとも品物は確かに良い。欧州に旅行する時はそうした本物を安く買うことである。その目利きもなく・手触り感覚感もないブランド指向者は偽者を良く持っている。
韓国の偽物ブランドばかり扱っている店主は、偽物を評してブランドの兄弟だと言って
いた。笑い。

[ 2009年10月 6日 ]
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