アイコン ボッタクリのクボタ/塩ビ管値上げ

(代替品を作らず)環境に悪い塩ビ管を値上げするとクボタシーアイ(クボタ+伊藤忠)が発表した。塩ビ管類が12%以上、ポリオレフィン管類が10%以上、継手(つぎて)類7マンホールなどの関連製品を6%以上値上げする。同社のこれらの製品国内シェアーは約30% 、値上げは1年ぶりとしている。

原油価格は、リーマンショック前1バーレル当たり150ドル近くまでいき、リーマンショックで40ドルまで下がり、その反動で65ドルから75ドルあたりの小レンジで原油価格は動いている。しかし、同社は精製した化成品原料となるナフサ価格が値上がりしているため、今回の値上げを行うとしている。
しかし、原油は小レンジで動いており、しかも円高であり、石油精製の新日本石油がボッタクリしない以上、こうした値上げは許容されるものではない。新日本石油が理由を託けて値上げするのならば、経済産業省や公取委は査察に入る必要があろう。銀行に対して金融庁が入るように。
 

クボタ
 
 
 
連結/百万円
2007年3月期
2008年3月期
2009年3月期
売上高
1,127,456
1,154,574
1,107,482
営業利益
130,347
136,875
102,815
経常利益
131,565
122,577
83,259
当期利益
76,457
68,026
48,064

 
新日本石油(石油精製最大手)
 今期業績予想、売上高5兆7,600億円、営業利益1,590億円、経常利益1,700億円、当期利益760億円を予想している。
[ 2009年10月 6日 ]
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