リンガーハット/原点に帰れ
連結/ 百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
09年2月期中間期 | 18,247 | 72 | 6 | -1,343 |
10年2月期中間期 | 15,954 | 283 | 219 | 145 |
10年2月期通期予想 | 32,200 | 750 | 600 | 300 |
王将の業績回復は努力である。リンガーハットは大幅に売上高を落としている現状は、不景気下客離れも進行していることを指す。ファーストフードの客単価であり、ここまで影響すると打つ手もなかろう。同社にとっては毎度のことであるが。
同社は広告予算をどう使用しているのだろうか? 近くに2店店舗があるが、最近チラシを見たことがない。最近目立つ広告は回転すし屋の新興勢力分ばかりである。ちょっとしたきっかけで客は食事をし、広告チラシは非常に大事な武器である。対費用効果などの面からコスト削減の第一候補になるが、大量出店の外食産業は削減を絶対すべきではない。原価に組み込むべき費用と考えるべきである。
皿うどんやちゃんぽんは、野菜をいっぱい使用しており、ヘルシーさをキーに広告展開すべきであろう。また代表は王将やタマホームのように動く広告塔になる必要もある。
リンガーハット経営者に経営のロマンを全く感じられないが、現在の同社の状況を示しているのであろう。
[ 2009年10月14日 ]
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/