アイコン 中古物件の実需購入増鮮明に/東急リバブル

連結/ 百万円
営業収益
営業利益
経常利益
当期利益
09年3月期中間期実績
27,193
339
358
220
10年3月期中間期前回予想実績
24,600
-1,020
-1,060
-750
10年3月期中間期今回予想実績
27,500
1,030
1,050
480

東京都心部の不動産を個人投資家が買い漁っているとの情報があったが、それを裏付けるように東急リバブルでは、今中間期赤字予想を一転、黒字予想に変えた。
同社の得意分野は住宅であるが、個人の実需買いが底堅いとしている。先般も記載したとおり、東京の分譲マンションの販売代理店は、立地条件の良い分譲マンションの販売玉がないと嘆いていた。この間通勤圏で駅近くの好立地なマンションは売れてしまっているが、デベロッパーは駅から離れた場所でも開発していたことから、そうした物件は今だ売れず残り、バブル総崩れで痛手を負っており、開発資金の調達ができない状態が続いている。そうしたことから、中古の戸建やマンションへの実需買いが入っているのである。

投資用の物件もハゲタカ雑魚ファンドが、所有する物件を大量に売りまくっているが、買い手がない状態が続いている。しかし、個人の金持ち投資家が、利回り確定物件を買っており、それも拡大傾向にあるといわれている。資金が回りだすと景気も少しは戻ろう。
いくら景気が悪くても、夫婦とも公務員の家庭はいつでも分譲マンションや戸建を買える。分譲マンションの潜在需要はあり、それをいかに引き出すかである、マンションの品質は当然ながら、環境や利便性に優れた物件は、いつ建てても売れるものである。
 

[ 2009年10月17日 ]
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