福山通運/下請け泣かせで利益好転
運送業界は、不況による価格競争や顧客争奪戦が熾烈を極めているが、小運送業者は自前営業している企業少なく、傭車に出し飯喰っているが、この仕事も油断はできず、派遣社員並みである。そうしたことから下請け泣かせの庸車切りや傭車代の値下げがいつも生じる業界である。
いつ潰れてもいい小企業運送会社は山といるが、トラックメーカーや傘下のクレジット会社は、支払が滞ってもトラックを引き揚げず、そのまま利用させて長期回収をはかっているからトラック業者もなかなか潰れない。
福山通運は、並みいる競合運送会社の中でも日通などとともに品の良い方である。
連結/ 百万円 | 営業収益 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
10年3月期中間期前回予想 | 110,000 | 2,600 | 2,500 | 1,700 |
10年3月期中間期今回予想 | 109,300 | 5,700 | 5,800 | 3,400 |
[ 2009年10月28日 ]
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