エイブル/賃貸管理部門で回復
同社は次のように分析している。地価動向については、厳しい景気動向を反映し、全国的に住宅地・商業地を含む全用途で下落している。また、貸家の新設住宅着工戸数は、引続き前年同月比減少しており、先行きについても、雇用・所得環境が厳しいことから当面弱い動きが続くと見込まれ、賃貸住宅の供給面で制約を受けると考えられる。
こうした厳しい事業環境下、景気停滞による賃貸住宅の借り換え意欲減退により、仲介手数料収入が伸び悩んだものの、仲介関連事業収入、管理事業収入等が堅調な伸びを示しているとしている。
地道な仲介で得た管理事業が収益を支えているが、暫くはこうした動きが続くと思われる。
連結/ 百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
09年3月第2四半期実績 | 16,938 | 220 | 320 | 62 |
10年3月第2四半期実績 | 17,055 | 559 | 636 | 275 |
同社の子会社などが行っている家賃保証は、家主側と7年後10年後トラブルになるようでならぬ。
[ 2009年11月12日 ]
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