アイコン ドバイショック/韓国への影響は僅少か/大成建設

韓国ゼネコンは、中東への進出が多く、ドバイの世界一高いブルジュ・ドバイの建設もサムスン建設が行ったほどである。しかし、韓国ゼネコンは2~3年前に自前のオイルマネーを持たないドバイがバブル化していると判断、原油が取れ膨大な金融資産を持つアブダビに殆どシフト変えしていたことから、今回のドバイのモラトリアムに殆ど影響ないという。

七つの首長国で構成される連邦国家UAEの首都アブダビは、同国で生産される原油の98%、ガスの92%を産出している。アブダビは自前のオイルマネーで、最近はプラント工事だけでなく、都市開発事業、ホテル建設事業を攻撃的に展開している。現在、アブダビには現代建設、大宇建設、GS建設、SK建設など主要建設会社が事務所や支社を置いている。ドバイに支社を置いていた大宇建設も2007年5月に事務所をアブダビに移転している。
中東に特に力を入れている大成建設もオイルマネーを腐るほど持っている産油国の受注に注力すべきであろう。アブダビで奥さんに寿司を作ってもらう予定はないのだろうか。
 

[ 2009年11月30日 ]
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