アイコン 不二家/山崎パン傘下でも苦しい展開

安全であっても食品偽装事件は、一般消費者を相手にするだけに消費者離れを起こし怖いが、同社もその典型であろう。

ペコちゃん・ポコちゃんでどれくらい売上高を作れるか不明であるが、イメージ再構築のためにもカントリーマアム(定番)とともに一大キャンペーンの必要性があろう。また子供向けの土産菓子のペコちゃん・ポコちゃんの開発は若い人にも喜ばれよう。洋菓子も不二家のブランドで戦えようが、シュクリームの次の大型定番商店の開発が必要。チェーン店は日本全国615店にも及び、生かすか殺すか品質と美味しさは当然としてアイデア勝負となる。

連結/ 百万円
 売上高
経常収益
経常利益
当期利益
09年3月第2四半期
32,383
-4,116
-4,003
-4,126
10年3月第2四半期
34,964
-1,394
-1,155
-1,387
10年3月期通期予想
78,000
-1,200
-1,000
-1,200
09年3月期通期実績
73,778
-5,374
-5,035
-5,497

財務体質は、山崎製パン傘下で自己資本(220億62百万円、49.0%)も相応に有しており問題ない。
[ 2009年11月 9日 ]
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