アイコン コカ・コーラウエスト/大株主からキリンはずれる

コカ・コーラの生い立ちは、アメリカから日本に乗り込んできたコカ・コーラ社が、日本各地に地元資本や中央資本に販売会社を作らせ販売に当たらせた。製造するところも然りであった。

キリンは自社の生産工場でコカ社向けのOEM生産をしていたが、その後全国の販社が生産基地を作り、自社生産に切り替えてきた。そのためキリンも大株主であったり、コカ社製品を生産もしていたのである。
キリンも大きく世界に羽ばたこうとしており、コカ・コーラ販社の株を持っている理由もなくなってきていた。当然コカ販社の株価が高ければ投資目的で所有したままとしようが、株価が落ち(=コカ社の消費者魅力も薄らいでいる)魅力もなくなったと判断したのであろう。
コカ販社は、日本最大の販売末端を持っており、ビッグ商品を作ることはそう難しくないと思うが、コーラとコーヒーに惑わされ、それ以上の製品を作り出しえてない。育成する商品も自ら潰していっているようである。もったいない。利益が出ることから北九州ボトリングがジョージアを作った時の様な開発意欲は薄れているのかなぁ。
 

コカコーラ
[ 2009年12月18日 ]
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