アイコン クロネコ宅急便、上海でも営業開始

宅配便最大手ヤマトホールディングスは、中国・上海の物流会社「上海巴士物流有限公司」を子会社化して、社名を「雅瑪多(中国)運輸有限公司」に改称。ヤマト自ら海外で宅配便事業を手掛ける。海外では初めて。
同社では、国内の宅配便事業が頭打ちとなるなか、成長性の高いアジアに進出し事業拡大を図る。シンガポールやマレーシア、インドネシアなどでも順次進出する計画である。

上海に集配所24ヶ所を新設「クロネコヤマトの宅急便」ブランドを使い、企業から個人、個人から個人の宅配サービスを開始した。日本で扱っている「クール宅急便」や決められた時間帯の中から配達時間を選べる「時間帯お届けサービス」もスタートさせる。
 上海では今後10年間で約100億円を投資して拠点拡大。トラックなどをスタート時の約100台から600台程度に増やし、雇用も約700人から3千人にする計画。
中国では、金持ちや中流層が急拡大しており、配達時間などが前もってわかる宅配サービスが、これまでなかっただけに急激に普及する見通しにある。
 

[ 2010年1月20日 ]
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