アイコン 昨年のコンビニ、統計調査開始来、最大下幅記録/JFA発表

日本フランチャイズチェーン協会(JFA)は、09年のコンビニの売上高状況を発表した。それによると、既存店ベースでは、前年のタバコカード問題からの特需が一巡し、前年比▲7.5%の大幅ダウンとなった。

《全店ベース売上高》
全店ベースの売上高は景気低迷と、taspo カード一巡の反動による影響を受け、7 月以降全ての月において前年割れで推移した。全店ベースの年間売上高は7 兆9,043 億円とかろうじて、前年比0.6%プラスとなった。
《既存店ベース売上高》
既存店ベースの売上高は6 月以降全ての月において前年割れとなった。全店ベースの売上高同様、景気低迷とtaspo カード一巡の反動を受けたかたちとなり、taspo が一巡した7 月には本統計調査開始(1998 年12 月)後、最大の下げ率(前年同月比▲7.5%).となった。
《店舗数》
12 月末現在の店舗数は4 万2,629 店となった。店舗数の伸びは前年比2.2%プラス(915 店増)となり、前年の伸び率1.9%(785 店増)を上回った。
《来店客数》
①全店ベースでは、7 月、10 月~12 月で前年割れとなったが、年間来店客数は136 億6,497万人(前年比2.9%) となった。
②既存店ベースでは、7 月以降前年割れとなったが、年間来店客数は127 億5,301 万人(前年比0.5%)となった。
《客単価》
景気低迷による消費意欲の低下と、taspoカード一巡の反動による影響を受け、全ての月において平均客単価は前年比マイナスとなった。
① 全店ベースの年間平均客単価は578.4 円(前年比▲2.2%)となった。
② 既存店ベースの年間平均客単価は572.8 円(前年比▲2.5%)となった

以上
 

[ 2010年1月21日 ]
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