アイコン 成田空港/滑走路の延長で2万発着枠増へ、秋には羽田完成

成田空港は、滑走路が2本(計画は3本)あるものの、これまで4,000メートル滑走路は1本、もう1本の滑走路も2,150mしかなかったが、ジャンボ機が離発着できる2,500mに昨年延長、3月28日から本格運用されたもの。その結果現在まで年間の発着枠が20万から2万増加して22万発着枠となる(しかし午後11時から午前6時までの深夜離発着はできない)。

今回の増枠で、成田-ドバイ・アブダビ、-マカオ、-カナダのカルガリーなどへの直行便ができ、現在の98都市間(国内含)から102都市間に増加するほか、中国の都市等既存路線も増便する。また、夏には国内のアクセスをよくするため主要地方空港間の便も増加させる。東京都心部からの交通アクセスも今7月から40分で結ぶ高速鉄道も開通する。
一方羽田は、秋には4本目の新滑走路が完成して運用開始され、同空港は24時間空港利用体制を敷くとしており、国の政策絡みもあり、成田と羽田の競争はいよいよ激しくなる。
なお、羽田の発着回数は、現行約28万5,000回。3,000m×2本+2500m×1本、秋には新たに2,500mの新滑走路が運用開始され6万発着回数を増加させる予定。

成田空港
[ 2010年3月29日 ]
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