アイコン 九州から「一蘭」、「オーリッド」、「ハンズマン」の3社が300選、認定受賞/経済産業省、「ハイ・サービス日本300選」

 経済産業省は、民間団体と「サービス産業生産性協議会」を発足させ、各サービス分野で先進的な優良事例を公表して、企業の一層の取組を喚起するために実施している事業の一環として「ハイ・サービス日本300選」を選定しているが、第9回目の今回は、九州から3社選定され、10日発表された。

なお、第8回までに選ばれた企業は全国218社、うち九州からは計18社。)

○ サービスの向上と業務の効率化を同時に実現する独自の「店舗システム」を構築
【ラーメン店】株式会社一蘭(福岡県福岡市)

一蘭、おなじみのラーメン店であるが、顧客に最大限おいしくラーメンを食べてもらうために整備した仕組みや店舗レイアウトを含む「店舗システム(特許取得済)」の開発は、おいしくラーメンを食べてもらうための環境を提供することを達成すると同時に、業務の効率化までも実現。

○「人力」が「技術」に勝る部分の積極活用で、ビジネス全体の効率化を進める【データ入力代行】
株式会社オーリッド(大分県別府市)

 デジタル化されたデータの作成を行う企業。開発した「オーリッドソリューション」により、情報漏洩のリスクを伴う「入力業務代行」の弱点を克服し、安価で安全性の高いサービスを実現すると同時に、短時間での納期を実現することで、顧客に対して高い満足度を実現。

○豊富な品揃えと顧客ニーズに応える店舗づくりで、他社との差別化を実現
【ホームセンター】株式会社ハンズマン(宮崎県都城市)

 同社が展開するホームセンターは、「お客様第一主義」に徹し、来店者の多種多様な要望に応えるため、一店舗当たり18万点以上という商品数と、100名以上のスタッフを配置し(ともに業界平均の約5倍)、サービス体制を充実。DIYアドバイザーなどの専門スタッフの育成にも力を入れており、現在は宮崎を中心に鹿児島、熊本、大分、福岡の5県で展開している9店舗すべてで、顧客のリクエストに的確に対応する人材の配置を実現。 最近その徹底振りに中央のマスコミから多く取り上げられている。

 

[ 2010年3月11日 ]
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