アイコン 学習院でも教師の資質問題が・・/メディアとマクルーハン

学習院周知のとおり、天皇陛下のお孫さんである敬宮(としのみや)愛子さまの教育を預かる学習院初等科でも愛子さまが登校拒否されるという教育現場の問題が生じている。

原因は別教室の初等科の悪ガキが、愛子さま始め生徒に対しイジメを繰り返していた事実を全く知らなかったという担当の先生及び学級の責任者・校長の教育現場の対応・怠慢に起因している。
悪ガキの行為は、悪ガキにとって悪いという意識がまったくなく、注意されなければ調子に乗りエスカレートする。その生徒が注意も受けずこれまでエスカレートさせた結果、愛子さまが登校拒否ということになった。天皇家の皇女さまを預かる学習院でも教師のあり方に問題が生じているのである。
教師にとって与えられたカリキュラムの遂行だけでも大変であろうが、教師は人格形成の大事な時期の子供を預かる教育指導者であることをもっと自覚すべきであろう。

幼児の頃のダメージは大人になってもなかなか消えない。潜在意識の中にどっかり存在してしまうからである。こうした問題が生じたばかりの愛子さまは、登校されても加害者の生徒を見るだけでも震えがとまらなくなると思われる。皇太子ご一家のお世話をする野村東宮大夫は、今回の問題を大人の頭で対応しようとしたら誤る恐れが高く、危惧するものである。

こうした現象を引き起こさせているのは、親も子も、70年代から続いてきた日本のメディアのバカ番組に他ならない。視聴率至上主義=拝金主義者に化かしているメディアの存在である。
とっくの昔にマクルーハンが唱えた「メディアが世界を作る」というメッセージが、現実のものとなっている。
メディア関係者は、マクルーハンの書物を一読する価値が必ずある。一読されよ。
世界に取り残されつつある日本の現実に、最近になってメディアも初めて少し是正してきているようではあるが・・・
 

[ 2010年3月13日 ]
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