アイコン 韓国では獣医が感染ルートに 口蹄疫ウィルス潜伏期間 1週間以内

韓国の口蹄疫対策事例 発生2010年1月7日
韓国の農食品部などは、口蹄疫の判定を受けた農場から、半径500メートル以内にある農家6ヶ所で育てる家畜全体を追加して強制殺処分した。1月7日、口蹄疫が初めて確認された抱川市蒼水面のH農場の乳牛を診療した獣医が、1月2日~6日に訪問した家畜農家18ヶ所の家畜も全部殺処分した。

新たに口蹄疫判定を受けた農家から、半径3キロまでを危険地域、半径3~10キロを界域として追加設定して、「出入りを統制」して防疫作業を実施している。
韓国の防疫当局は、「H農場の牛を診療した獣医が病気を伝えたものと推定している」と1月15日の韓国中央日報は報じている。
韓国では口蹄疫の発生は8年ぶりであった。日本に対して、韓国は対策がす早い。特に域内の家畜はすべて、感染しているとの判断なく強制的に殺処分している。
日本のように舎単位ではない。防疫対策上必須なことである。

口蹄疫を引き起こす口蹄疫ウィルスは、ウィルスの直径が21~25ナノメートル。直径が可視光の波長より小さいため、肉眼、または光学顕微鏡ではその姿を捉えることは出来ない。電子顕微鏡が必要である。獣医が電子顕微鏡を持つはずもなく、県内の対応機関に調査出すべきであったろうが、宮崎県では判明できず、国に調査依頼された検体により口蹄疫発生が4月20日確認されている。
この期間、3月31日~4月20日まで拡がり続けることになった。宮崎県はそれから急激に発生してくる口蹄疫牛豚舎の対策に追われ、包括的な対策が後手後手となった。
国は20日判明した時点で、21日にも適切なる対策を陣頭指揮すべきであった。それほど口蹄疫ウィルスは感染力が強いとされている。
 

[ 2010年5月19日 ]
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