全国のオフィス空室率状況
三鬼商事が発表した全国主要都市のオフィス空室率状況は、次表の通りとなっている。
オフィス空室率情報 2010.6月 | |||
平均 | 既存ビル | 新築ビル | |
福 岡 | 15.46% | 15.37% | 25.17% |
大 阪 | 11.79% | 10.45% | 50.67% |
名古屋 | 13.35% | 12.82% | 43.14% |
東 京 | 9.14% | 8.66% | 40.61% |
東京5月 | 8.94% | 8.66% | 38.65% |
横 浜 | 13.05% | 12.36% | 29.98% |
仙 台 | 20.49% | 17.28% | 74.36% |
札 幌 | 12.08% | 11.68% | 76.40% |
東京では、先月の8.94%から9.14%と0.2ポイント空室率が上昇している。7月には東急キャピトルタワー(延床面積:26,543坪)の大型物件が竣工することから、今後も重たく推移するものと思われる。新築ビルの大きいものでは、3月竣工の住友不動産新宿セントラルパークビル(同:8,167坪)、4月竣工の野村不動産芝大門ビル(同:4,929坪)などがある。
福岡では、最近は新築ビルが僅かしか建っていないが、昨年までは東京建物のビルなど多くの竣工物件が1年経過して既存ビルに入っていることから、既存ビルでも空室率が非常に高く15%台となっている。
杜の都仙台では、4月仙台トラストタワー(同:37,900坪)が竣工しており、全体の空室率を押し上げている。それ以外でも仙台の空室率は死にそうなくらい高い。
[ 2010年7月 9日 ]
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