アイコン 住宅業界にも、設計から申請までソフト共有のクラウドサービス拡がる

IIJ/住宅業界向けクラウドサービス「住宅ひろば」を提供開始
㈱インターネットイニシアティブ(IIJ、東証第一部)は、一般社団法人「住宅クラウドコンソーシアム」が推進する住宅業界向けのクラウドサービス「住宅ひろば」のインフラとして、クラウドサービス「IIJ GIO」を提供開始した。
「住宅ひろば」は、主に中小の工務店や設計事務所などを対象にして、2010年8月1日に開始された住宅業界向けクラウドサービス。CADシステム、太陽光シミュレーションや施工記録の保持など、住宅設計に不可欠な各種アプリケーションをSaaSとして提供したり、構造図や申請書作成などの様々な業務をサポートする機能を提供している。

利用者は、会員として「住宅ひろば」に一定費用を支払うことで、住宅設計に必要となる様々な機能をインターネット経由で手軽に利用することできる。
これにより、特に中小の工務店や設計事務所がCADシステムなどの高度な住宅システムを利用する際に障壁になっていた高額なシステム投資を不要にし、安価な月額利用料のみで様々な住宅システムの利用が可能となる。
今回、住宅ひろばのインフラの構築にあたっては、会員となる中小の工務店や設計事務所がより気軽に利用できる料金体系になるよう、サービス立ち上げ時のコスト圧縮が重要視されていた。また同時に、今後の会員増や公開されるアプリケーションの増加状況にあわせてサーバやネットワークの構成を変更できる柔軟性などが求められていた。
「IIJ GIO」では、仮想サーバが月額8,000円からと安価にサービスを利用できる。また、企業システムのあらゆるニーズに応えられる豊富なサービスメニューを用意、1,000種類以上のクラウドシステム構成のバリエーションを提供。基本となるサーバタイプと必要な量のリソース(CPU、メモリ、ディスク)、OSを選択し、さらにストレージやネットワーク環境、セキュリティ対策、運用監視メニューなど、きめ細かいオプションメニューから必要な機能を自由に組み合わせることができる。
 IIJでは今後とも、「IIJ GIO」の提供を通して、よりお客様の要件に即した最適なネットワークインフラを提供するとしている。

 

 

[ 2010年8月20日 ]
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