アイコン (有)四男水産/自己破産へ

水産養殖の(有)四男水産(鹿児島市桜島小池町45、代表:萩原正志)は8月25日事業停止、事後処理を泉武臣弁護士(電話099-223-2065)ほかに一任して、自己破産申請の準備に入った。負債額は約9億円が見込まれている。

同社はカンパチ養殖業者であるが、消費不況で安い魚しか売れなくなっているなか、餌などが高騰し採算が取れなくなり、赤字となっていた。
こうした現象は不況下、全国の養殖業者に共通、今では世界の産地から安い魚が入っており、これまで天然魚に対して安かった養殖魚も、海外の安い天然物や養殖物に取って代わられている。グローバル化はかって日本のお家芸であった水産業にまで深刻に及んでいる。
 

[ 2010年8月30日 ]
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