山本石油(株)/自己破産申請
ガソリンスタンドの山本石油(株)(和歌山県岩出市中迫174、代表:山本哲士)は10月20日事業停止、事後処理を岡本浩弁護士(電話073-436-5517)ほかに一任して、自己破産申請した。負債額は約11億円が見込まれている。
銀行負債は金融円滑化法で返済猶予が図られるが、銀行が債権を債権回収会社に叩き売った場合、債権回収会社は猶予してくれない。その代表格が整理回収機構、同社も多額の借入で同機構から返済を迫られていた。
独立系のガソリンスタンドでは、財務内容が良くタンクなど自社所有していない限り、設備投資に多額を要し、価格競争から整理淘汰されている。独立系大手の宇佐美はガソリン価格もどこより安いが、タイヤもヨコハマと組み安い。九州の独立系では相光石油が他社を圧倒している。
[ 2010年11月 1日 ]
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