アイコン いよいよLED時代に 電工「中之島フェスティバルタワー」にLED2万台設置

朝日新聞社が建設中の「中之島フェスティバルタワー」(大阪市北区、2012年秋竣工予定、設計監理・日建設計、施工・竹中工務店)の賃貸オフィスゾーン(15階~36階)および朝日新聞大阪本社執務フロア(9階~12階)に、LED照明器具約2万600台が設置されることになった。対象面積は合計約7万m2で、国内でも最大規模。大規模なテナントオフィスビルでの照明のLED化は関西では初めてである。

 今回導入するLED照明器具は、環境にやさしい新ビルをめざす建築主、設計者、施工者の連携に基づいて、パナソニック電工が開発中の器具で、蛍光灯器具に比べ高効率で、寿命も蛍光灯器具の1万2000時間に対し4万時間と、3倍以上を実現します。天井高3mの賃貸オフィスでの快適な執務に必要な照度750ルクスを確保するため、約3.3m2あたり1台のLED照明器具を取り付ける。器具数は1万7500台で、朝日新聞社フロアと合わせ2万600台。従来型の蛍光灯器具に比べ消費電力を約37%削減できる。
 中之島フェスティバルタワーは河川水を利用した冷暖房システム、空調効果の高い2重サッシ、水のリサイクルなどにより、ビルから発生するCO2量を、一般的なビルと比べ40%削減、国土交通省の「住宅・建築物省CO2推進モデル事業」に採択されている。今回のLED照明採用により、さらなるCO2の削減を実現する。

【中之島フェスティバルタワーの概要】
 ・所在地     大阪市北区中之島2-22
 ・階数       地上39階(うち塔屋2階)地下3階、高さ約200m
 ・敷地面積    約8,200m2
 ・延べ面積    約14万6000m2
 ・低層階にフェスティバルホール、上階朝日新聞大阪本社入居。高層部賃貸オフィス
 ・中間層免震により震度7でも主要機能を維持
 ・河川水利用の冷暖房、窓内空気を循環制御する二重サッシの採用などで省エネ効果を高め、40%の省CO2を実現。国土交通省の「住 宅・建築物省CO2推進モデル事業」に採択されている。
 

 

 

[ 2010年11月 4日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサードリンク

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •