(株)日本生物科学センター/自己破産
医薬品等の動物検査の(株)日本生物科学センター(大阪市北区豊崎4-12-17、代表:中島健博)は6月23日、事後処理を中西伸之弁護士(電話06-6365-7591)に一任して自己破産申請した。破産管財人には山本和人弁護士(電話06-7669-8936)が選任されている。負債額は約16億円。
同社は昭和49年1月設立の動物実験による各種医薬品および化学物質の安全性試験、薬理試験、病理診断ほかの受託業務の会社で業界では古い。
こうした試薬品の動物検査会社は、製薬会社に対する薬価基準の見直しで、製薬会社が予算をケチるようになり、よほどの特徴を持たない限り競争激化により、苦しい展開をしいられている。早期に上場でもして、資本を集めていれば、今回のように淘汰されることもなかったかもしれない。
[ 2011年6月30日 ]
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