アイコン 日建建設㈱の関連会社(株)日建コーポレーション/特別清算

(株)日建コーポレーション(福岡市中央区六本松3-16-33、代表清算人:金子幸生)は6月16日、福岡地裁において特別清算開始決定を受けた。負債額は約2億5000万円。

同社は、建築業の日建建設の関連会社として、分譲マンション「オーセントスクエア保田窪」(熊本市、2007年3月竣工、全47戸)の開発を行ったが、サブプライムローン問題から不景気に突入して売れず、資金スポンサーの福岡銀行から、タタキ売らされた経緯がある。その後同社は休眠状態となっていた。
そのため、親会社の日建建設は、同マンションを建築した代金が入らず、当時、大幅な欠損を露呈した。しかし、同社は、債務超過は免れ、現在は堅実な受注案件を中心に営業展開して頑張っている。金子社長には建築の価格対応力もある。

 

福岡銀行の言うことをちゃんと聞いた会社は、高木工務店以外潰れていない。高木工務店も一応、既に破綻したジョーコーポレーションに引き継がせ、ジョーコーポレーション高木となり、その後破綻している。
福岡銀行と取引関係にあるゼネコンや不動産開発会社は、福岡銀行が殿様気取りで命令することから、なかなか同行の言うことを聞かず、繋ぎ資金を出してもらえず潰されたり、その後融資取引をしてもらえなかったりしている企業が多い。
福銀の谷さんも、福岡城そばの福岡銀行城の天守閣から、福岡の企業の方々や世の中を見ていることからの仕方ないであろう。

 

[ 2011年6月30日 ]
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