アイコン サンデン交通の社員が約3000万円着服

サンデン交通下関市に本社があるバス会社のサンデン交通は、営業所の社員が、バスカードや乗車券の売上金、およそ3000万円を着服していたことを明らかにした。
 これは29日開催されたサンデン交通の株主総会(非上場)で、会社側が明らかにした。

それによると下関市にある小月営業所の社員が、コンビニエンスストアなどで販売しているバスカードや乗車券の売上代金の一部を、数年間にわたって着服、その総額は約3000万円にのぼるという。
 この社員が転勤したあと、本年4月、後任の社員が、売上金に関する書類などから着服に気付いたという。
 サンデン交通によると、本人も売上金の着服を認めているという。会社側では着服の経緯などについて、さらに調べた上で事実関係がわかりしだい、この社員を懲戒解雇するとともに警察に刑事告訴することも検討している。

長年にわたる着服は、同社に内部牽制制度が全くないのか、全く機能していないのか、この事件は経営者たちの問題でもある。


 

[ 2011年7月 1日 ]
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