アイコン 福津市民の皆様へ ポスター代不正請求事件 第3者委報告等 

福津市民が選んだ議員たちが、市民のために血税を使用するどころか、公費による選挙と称して、自らの選挙の自動車代や運転手代・ポスター代などを福津市が支払う至れり尽くせりの条例を制定している。
こうした条例事態が、候補者や議員たちの不正の温床を作っている。

2010年の福津市議会選挙の候補者(現議員2名・潔く辞職1名・落選1名)は、選挙に乗じてポスター代を、業者に不正請求させていた事件が大問題となっている。

これらの候補者の中には、業者に不正取得させた代金(=血税)を、業者からバックさせるという公金横領・詐欺事件(今のところ、インポな福津市は事件にしていないが)を引き起こしている。

こうした議員たちは、警察に捕まるどころか、市から返還しないならば刑事告訴すると脅され返還、返還したから問題ないと涼しい顔で議員にふんぞり返り、毎月高額な議員報酬を受け取り続けている。

世の中の会社員が、会社資金を着服して、発覚したら返還、そのまま社員でおれるだろうか。即刻首である。
また市役所の職員が、不正に市の公金(=血税)を着服したら、どうであろうか。当然懲戒免職の首である。刑事告訴も免れない。また、市が着服した市職員に対して何ら処罰を課さないとしたら、そうした行政に対して、厳しくチェックしていくのが、市議会の大きな役割でもある。
その市議会を構成する議員たちの中にこうした着服議員がいたら、市議会自体の信用はどうであろうか。相も変らぬ市民不在の行政を司る福津市議会や福津市の議員たちである。

福津市や議会は、ほとぼり冷めるまでの時間稼ぎとも取られる第3者調査委を作り、当事件も風化させてしまおうとしている。

そもそもマスコミにより、問題が浮き彫りにされた問題。印刷業者側から不正ができると候補者に持ちかけた話しも伝わっているが、第3者調査委はこうした点については言及していない。また、議員も印刷業者側も過去の平成18年の選挙に関しては、資料をすべて廃棄し、詳細は不明であると逃げられている。

<調査委の報告書ほか>
<条例内容>
 福津市は条例第7条で、市内の公式選挙掲示板に掲載するポスター代1枚510円48銭の印刷代金の請求を認め、別途ポスター作成企画料として301,875円も認め、その加算した数値を、掲示板数に応じて支払うことになっている。但し、限度額は353,000円としている。

 福津市の2010年市議会選挙では100ヶ所に選挙ポスターの掲示板が設置された。現に、候補者関係からの請求は、最低89,250円~最高353,000円となっている。この違いは正に、選挙ポスターに血税で金箔を塗った違いとなっている。

 2010年のポスター代の最高請求額は、126,000円(印刷代+企画料)であるにも関わらず、30万円を超すポスター企画料が、何を根拠に条例化されたのかが問題である。
印刷業者から一般的な選挙ポスターの企画代の見積もりも取らず、馬鹿げた価格を条例化している点に問題がある。

福津市が、こんなずぼらな見積価格を日常茶飯事に執行される建築や土木事業の発注業務でも設定していたらと思うと、血税の無駄使いどころか空恐ろしくさえなってしまう。

 1000兆円に迫っている国の財政赤字であるが、こうした末端のいい加減な政治で、血税がこうした不正に使用される限り、何をやっても減るものではなかろう。
 

<調査委の報告より>
2010年福津市議会選挙ポスター代不正請求事件
候補者名
当落他
請求額
ポスター代
不正請求
バック額
所属
住所
小田征夫
落選
353,000
94,500
258,500
56,795
 
 
迫靜吾
現職
353,000
126,000
227,000
0
社民党
福間南5丁目
樋口幸雄
現職
353,000
92,400
260,600
32,015
無所属
中央3丁目
村上修一
辞職
353,000
108,500
244,500
69,395
前市議会議長
 
こうした議員は当然即刻辞職すべきであり、また、福津市議会は条件の有無を立てず、辞職勧告を行うべきである。それとも福津市民の民意がそうした議員に対して辞職させるべきではないと言っているのであろうか。
 
こうしたポスター代の不正請求事件は、福津市だけの問題ではないことを付け加えておこう。
 
ポスター不正請求問題 調査委報告書
[ 2011年9月20日 ]
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