アイコン 吉野家H/第一四半期  牛丼戦争続くなか採算重視で利益回復中

すき家に遣られっ放しであった牛丼戦争、安部さんが第一線に復帰陣頭指揮を取り、戦う価格帯の商品群も取り揃え、売上高はまだまだだが、利益が回復中である。しかし、第一四半期は、震災の特損が生じており、最終利益は水面下となっている。

これまでの同社は、米国の狂牛病事件で業績の命運が分かれ、安い豪州ビーフを使用するすき家が、価格帯を下げ続け売上高・利益・店舗数とも大幅に伸ばし、同社は豪州産より価格帯が高く味が良いとされる米国産牛にこだわり続けてきた。そのため狂牛病事件に巻き込まれ、牛丼単価戦争の勃発で苦戦を強いられてきた。
度重なる米国輸入肉の協定違反輸出事件にも巻き込まれ、艱難辛苦もなめ、安部さんの鯱用復帰となり、やっと利益回復の処方が取られた。
牛丼戦争もここ2年の話であり、安部さん復帰で早期の回復ぶりを示しており、これ以上悪化することはないものと推量される。
同社が、純利益を50億円以上出していたのは、米国において狂牛病発生により政府が米国産牛の輸入禁止措置を2005年に採った以前であり、その後、連結売上高は買収や店舗数の増加で伸ばしたものの、利益は押さえられたままとなってきた。
すき家との相違は、オージービーフとの違いや吉野屋にFC店が多く、小回りが効きにくい点も上げられてきていた。

 

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
11年2月期第1四半期
43,262
-50
47
-712
12年2月期第1四半期
40,098
876
895
-490
前期比
92.7%
 
1904.3%
 
12年2月期通期予想
168,000
5,200
5,600
1,000
11年2月期実績
171,314
5,116
5,509
382
10年2月期実績
179,602
-895
-476
-8,941
09年2月期実績
174,249
3,582
4,340
208
 
 
 
 
 
2004年2月期
145,979
 
15,041
8,598
通期予想/前期比
98.1%
101.6%
101.7%
261.8%
12年2月期第1四半期
総資産
純資産
自己資本
自己資本率
 
15,109
-1,886
-1,887
-12.5%

[ 2011年7月 8日 ]
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