アイコン 日創プロニティ/8月期第3四半期 仮設住宅用パネルフル生産

同社は、当期、太陽光発電用架台及び関連製品の販売が、太陽光発電システムの導入に対する助成金等諸制度の整備により、大幅な伸張した。また、太陽光関連製品の受注販売に営業力・生産力を集中させ、太陽電池メーカー、電気工事業界及び重電業界など太陽光発電参入業界へ需要の開拓を進めた。九州はもとより関西、関東と地域的拡大を図り、積極的に受注活動を推進してきたことにより、住宅用の安定した受注及び産業用・公共用「太陽光発電用架台」の受注増加につながった。

その他のオーダー加工品は、原発事故後に急遽発電再開となった火力発電所の排気ダクト部材、平成23年3月にオープンした新博多駅ビルの外壁パネル、中央改札口天井パネル及びエスカレーター壁面パネルなど多くの分野の受注・販売に注力した。
なお、3月11日の東日本大震災の被災地に向けて応急仮設住宅の外壁パネル約4,500戸分を受注し、工場上げて製作し納品した。また、外壁パネルには、応急需要に引き続いて復興需要の受注があり、継続して生産を行っている。結果として、オーダー加工品の売上高は851,892千円(前年同四半期比36.4%増)となった。
企画品は、既存顧客の掘り起こしと新規顧客の増加を図る施策を継続的に行ってきた結果、月次において前期比を上回る状況になった。結果は、企画品の売上高は355,777千円(前年同四半期比4.0%増)。その他は、78,898千円(前年同四半期比135.6%増)となった。
また、首都圏において営業強化を図り、太陽光発電関連製品、不燃断熱パネル等重点製品の販売拡大の拠点とするため、東京営業所を開設した。なお、関西地区の営業強化を図るため、5月末より大阪に駐在員を配置した。これにより、当該地区でのきめの細かな顧客対応を実施する。
生産面は、応急仮設住宅用パネルの製作に当たり、緊急時対応として24時間操業を実施した。管理面は、諸経費の削減及び予実管理の徹底を図り、利益率の向上に努めたとしている。
 

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
10年8月期第3四半期
1,042
-29
-15
-14
11年8月期第3四半期
1,386
96
89
40
前期第3四半期比
133.0%
 
 
 
11年8月期通期予想
1,560
41
30
16
10年8月期実績
1,434
10
31
16
09年8月期実績
2,044
-11
-16
-16
通期予想/前期比
108.8%
410.0%
96.8%
100.0%

[ 2011年7月11日 ]
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