通販の老舗「千趣会」/今期予想修正 利益大幅増へ
通販における最古参組の同社は、6月中間期の業績予想を修正した。同社によると東日本大震災の影響による一時的な減少はあったものの、4月度以降は回復基調となり、売上は当初予想を若干上回る見込み。
利益面は、売上総利益率の改善や販売費及び一般管理費の削減により、各利益ともに当初予想を大幅に上回り、中間期当期利益は11億00百万円から倍増の21億66百万円まで伸びる。
通期の売上高は、当第2四半期業績予想での売上及び今後の景気動向を踏まえ、当初予想より10億円増の1,385億円となる見込み。利益面は、下期において原材料費の値上がりによる原価の上昇や、来期に向けた顧客獲得のためのテレビCMを含めた販売促進策の拡大実施など販売費及び一般管理費の増加により、下期の営業利益は当初予想より減少するが、年間においては、当初予想を上回り30億円となる見込み。経常利益、当期純利益も同様に上回る見込みとしている。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
11年12月期前回予想 | 137,500 | 2,000 | 2,700 | 2,000 |
11年12月期今回予想 | 138,500 | 3,000 | 3,400 | 2,600 |
前回予想比 | 100.7% | 150.0% | 125.9% | 130.0% |
10年12期実績 | 136,859 | 3,422 | 3,167 | 2,037 |
今期予想/前期比 | 101.2% | 87.7% | 107.4% | 127.6% |
[ 2011年7月23日 ]
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