アイコン (株)グッドライフクラブ(新潟)/民事再生で破綻

有料老健施設の(株)グッドライフクラブ(新潟市中央区日の出2-2-33、代表:上田正三)は7月22日、新潟地裁へ民事再生法の適用を申請して、同日保全命令を受けた。申請代理人は高野泰夫弁護士(電話025-224-9504)ほか。監督員には小泉一樹弁護士(電話025-222-1600)が選任されている。負債額は約18億円。

 同社は、平成17年10月に住宅会社でスキー場やホテルを経営していた(株)オーハシアーキテクト(7月22日破産、負債額約24億円)が、有料老人ホームの経営を目的に設立した老人ホーム経営会社。
「グッドライフクラブ」3施設と「グッドライフクラブ古町」の4施設を経営していた。しかし、新規開設した施設に伴う借入金の負担に耐えられず、また親会社の破綻により信用失墜して今回の事態に至った。

同施設に入居する方々は、どれほど権利金なり、保証金を積んだのであろうか、下手したら、かなりの資金が親会社のオーハシアーキテクトに持っていかれてしまっていたのかもしれない。不正が発覚すれば、破産したオーハシアーキテクトから優先再建として取り上げ、入居者に返すべきであろう。また、当施設を売却して、その売却代金を入居者に返す必要があるのでは。権利金・保証金は元来返す必要はなかろうが、会社側が破綻した状態では、その責任を全うすることすら、ママならない状態であり、当然、入居者保護の立場に立てば返却となろう。裁判所は判断してもらいたいものである。

 

[ 2011年7月25日 ]
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