小山電気工事(株)/自己破産へ 倒産
電気工事の小山電気工事(株)(大阪府堺市堺区熊野町東4-2-10、代表:小山喜隆)は7月21日事業停止、事後処理を永田滋寛弁護士(電話06-6363-8177)に一任して、自己破産申請の準備に入った。負債額は約5億円。
同社は昭和44年6月に設立された電気工事業者。大手ゼネコンや地場ゼネコンを受注先に官庁公示やマンション工事の電気工事を請け負い、2010年8月期の売上高は約7億円を計上していた。しかし、ゼネコンの仕事は儲からせてもらえず、電材の高騰もあり、資金繰りを悪化させていた。同社の財務内容は自己資本2億81百万円、同率24.9%と一見健全な財務内容であるが、資産の中には、過去の不良債権や回収できない売掛金などを内包しており、内実は大きく異なっていた。
[ 2011年7月26日 ]
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