アイコン コカ・コーラウエスト/中間期予想を上方修正だが・・・

同社は取り巻く環境について、雇用・所得環境の厳しさから依然として消費者の節約志向は強く、販売数量は、計画を下回り、売上高は前回発表予想に比べ28億円減少する見込みとなった。しかし、収益改善活動としてグループを挙げて取り組んでいる納価改善、原価低減およびコスト削減により、営業利益は11億円、経常利益は14億円、四半期純利益は14億円前回発表予想を上回る見込みとなったとしている。

コカ・コーラの場合、猛暑の恩恵は大きいものの、原水爆開発推進の石原都知事により、福島原発水素爆発による電力不足で、自販機の電力使用問題が取り上げられ、水を差された格好である。コカ・コーラ社グループはいち早く、電力不足に対応はしたものの、消費不況による売上不振に喘いでいる流れを助長するものでしかない。
東日本震災や政権の無策による円高で、工場の海外移転が進めば、同社の売上高は大きく損なわれる可能性があり、日本の工場全体の景気が良くならない限り、同社の売上高は今後大きく伸びることはないと思われる。
同社も当然、対策を講じており、売れたら利益率が非常に高い青汁の「キューサイ」を傘下に納め、「ヒルアロン酸・コラーゲン」のキューサイとしても、深夜バカバカ宣伝している。
また、伊藤園一人勝ちのコンビニ用の製品作りも今後急務であろう。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
11年12月期中間期前回予想
192,800
4,900
4,600
900
11年12月期中間期今回予想
189,933
6,014
6,016
2,363
前回中間期予想比
98.5%
122.7%
130.8%
262.6%
10年12月期中間期期実績
169,182
1,280
1,438
810
11年12月期実績
375,764
12,003
12,659
7,582

 
[ 2011年7月26日 ]
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