負債額は、マルトミ工業が約10億円、アールビーエス工業が約1億7000万円、エムジーエスが約1億2000万円。
中核のマルトミ工業（株）は、公共工事中心の土木工事の受注であったが、官庁工事の減少により、売上不振に陥っていたが、売上高の落ち込みよりも競争激化による安値受注により採算性を悪化させ、行き詰った。マルトミ工業の平成22年7月期の売上高は7億49百万円、経常利益4百万円、自己資本2億05百万円、同率36.3％となっていた。同決算は粉飾もしくは資産の中に不良資産がかなり多く含まれていたものと思われる。