アイコン (株)サンタの創庫/第3社破産申立てにより破産

サンタの創庫リサイクルショップの(株)サンタの創庫(長野市三本柳西2-60、代表:江口光雄)と関連の書籍販売の(有)メディアネットワーク(同、同)は、債権者より破産を申し立てられ8月12日、長野地裁において破産手続き開始決定を受けた。破産管財人には高橋聖明弁護士(電話026-234-9335)が選任されている。負債額は、サンタの創庫が約10億円、(有)メディアネットワークが約10億円の計約20億円。

 (株)サンタの創庫は昭和63年11月に輸入雑貨等の卸業として(株)ベルクハイルの社名で設立。その後、称号も変更してリサイクルショップを展開、一時は直営店25店舗のほかFC店舗も有し、平成19年7月期には約18億円の売上高を計上していた。
 勢い余ってベトナムに畑違いの不動産事業で進出、リーマンショックもあり大失敗、資金繰りが急悪化、不採算店の閉鎖により、再構築を試みたが、これまでの出店費用を借入金で賄っていたことから多額の借入金があり、新たな金融支援も受けられず、支払困難となった。そのため6月28日、リサイクル事業を売却、しかし、売却先が足元を見て、旧債務の承継を断ったことから、旧債務が何もなくなった(株)サンタの創庫にそのまま残り、返済不能となったことから債権者が怒り、破産を申し立てたものである。
事業譲渡の譲渡価格につき、今後ひと波乱が生ずる可能性がある。
 

[ 2011年8月15日 ]
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