アイコン 「レオハウス」のナック(9788)/第一四半期 宅配水10万軒増加

<レオハウスの住宅事業>
前期末において900棟の受注確保があったが、震災による着工遅れにより、売上高40億80百万円(前年同期比7.1%減)となった。損益面については、積極的な新規出店に伴う費用増と、例年売上高の割合が下期に偏る傾向を有している一方で、販売費・一般管理費は年間を通して平均的に発生するため、営業損失6億36百万円(前年同期営業損失4億83百万円)。
受注状況は、当第1四半期連結累計期間に702棟(前年同期比39.8%増)の受注があり、当第1四半期連結累計期間末における受注残も1,334棟(前年同期比40.3%増)となっている。特に東日本では震災復興の影響もあり、前年比・当期計画とも大幅に上回り順調に推移している。
出店状況は、当四半期に水戸店、守谷・宇都宮南・栃木の各展示場、以降、本年度中に、つくば・加古川・熊本・岡崎・豊橋・宇都宮の各支店および姫路・佐沼展示場の開設が決定。これにより店舗数は、43支店10展示場になっている。
地震後に同社に取材したところ、着工していた分の構造材や防音防湿材は確保でき、着工分については迷惑をかけないとしていたが、新たな着工分は、遅れが生じていたようだ。  
タマホームは、着工分の材料調達が困難になり、棟上済みを優先させていた。
「タマホームさん、元気ですか~」

<水宅配事業のクリクラ事業>
東日本大震災以降、飲料水の重要性が再認識された。また、一部地域においては原発事故に絡んで、水道水から放射性ヨウ素が検出され、乳児に対する摂取制限が出されるなどしたため、飲料水備蓄に対する意識、ならびに宅配水に対する認知度が更に広がった。
このような中、当社の「クリクラ」ブランドにおきましても利用顧客が大幅に増加し、契約顧客数は、前年同期比約10万軒の増加の40万軒を超えた。
その結果、売上高31億49百万円(前年同期比51.6%増)、営業利益1億50百万円(前年同期営業損失▲99百万円)と大幅な伸長となった。
高まる宅配水ニーズに対応すべく、生産体制の強化、サプライチェーンの再構築、ネット環境の充実をさらに進めている。なお、当期において宇都宮に製造プラント新設を予定している。
同社の水の宅配事業は、直営方式、FC社の製造工場所有方式、同社が水を元売りする3方式となっている。10万軒増加したとは、関東だけで他社の宅配水や水処理器のレンタルなどを含めたら、福島原発の水素爆発が引き起こしたセシウム水道水問題は、水産業に膨大な市場拡大を見させたと思われる。セシウムの半減期は30年、まだまだ市場は拡大する。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
11年3月期第1四半期
9,639
-395
-401
-568
12年3月期第1四半期
10,524
-355
-366
-578
前年同期比
109.2%
89.9%
91.3%
101.8%
12年3月期通期予想
60,000
2,750
2,750
1,500
11年3月期実績
54,571
2,519
2,518
2,021
10年3月期実績
50,295
1,768
1,776
901
通期予想/前期比
109.9%
109.2%
109.2%
74.2%

 
[ 2011年8月11日 ]
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