(株)エノモト/自己破産へ
スーパーマーケットの(株)エノモト(新潟県村上市坂町1825-7、代表:榎本哲郎)は8月22日事業停止、事後処理を今井慶貴弁護士(電話0254-21-4300)ほかへ一任して、自己破産申請の準備に入った。負債額は約11億円。
同社は昭和5年創業の地域密着型の老舗スーパー。同社は7店舗経営していたが、大手の進出で売上不振に陥り、中条プラザ店や坂町店を閉鎖して、再建をはかっていたが、財務内容の悪化に耐えられず、今回の事態に至った。
大型店の出店は、小さな地域スーパーを潰してしまうが、大型店が撤退でもすれば、地域荒廃を加速させることになる。流通業界は無政府状態といっても過言ではない。大型店の進出は、利権が多いことでも知られている。
[ 2011年8月22日 ]
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