旭化成/第一四半期 住宅堅調 建材は震災の影響受ける
ヘーベルハウスでお馴染みの同社の住宅部門は、売上高は792億円、前年同期比147億円(22.8%)の増収となり、営業利益は36億円、前年同期比46億円の増益となった。なお、建築請負事業の受注高は946億円で、前年同期比53億円(5.9%)の増加となっている。住宅部門は、建築請負事業において、戸建住宅「ヘーベルハウス™」や集合住宅「ヘーベルメゾン™」の引渡戸数が増加した。また、分譲事業において、分譲マンションの引渡戸数が増加したことや、住宅周辺事業も堅調に推移したことなどから、部門全体では増収・増益となった。分譲マンションもしていたとは知らなんだ。
震災で品不足に陥った断熱材の建材部門は、売上高は101億円で、前年同期比9億円(8.4%)の減収となり、営業利益は2億円で、前年同期比1億円(29.1%)の減益。建材部門は、構造資材事業が堅調に推移したものの、震災の影響により、茨城県のフェノールフォーム断熱材「ネオマ™フォーム」と軽量気泡コンクリート(ALC)「ヘーベル™」の工場が一時操業停止となったことや、基礎事業をはじめ各事業が、建築工事の中断・延期の影響を受けたことなどから、部門全体では減収・減益となったとしている。
ほか部門は省略。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
11年3月期第1四半期 | 353,508 | 22,845 | 20,735 | 9,262 |
12年3月期第1四半期 | 376,124 | 30,243 | 30,361 | 19,384 |
前年同期比 | 106.4% | 132.4% | 146.4% | 209.3% |
12年3月期通期予想 | 1,724,000 | 120,000 | 122,500 | 69,000 |
11年3月期実績 | 1,598,387 | 122,927 | 118,219 | 60,288 |
通期予想/前期比 | 107.9% | 97.6% | 103.6% | 114.5% |
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