アイコン 日高産業(株)/自己破産申請

レース販売の日高産業(株)(奈良県橿原市今井町3-11-22、代表:高田尚志)は8月31日、事後処理を板東秀明弁護士(電話06-6363-1151)に一任して、奈良地裁葛城支部へ自己破産申請した。負債額は8億円弱が見込まれる。

同社は昭和44年2月創業の縫製材料であるレースの卸販売業者。同社のレースは女性用下着に多く用いられ、以前は15億円以上の売上高を計上し、業界での知名度も高かった。
しかし、長引く不況から需要減退、また、下着には流行もあり、今はシンプルなデザインが台頭しており、同社の平成22年7月期の売上高は8億円弱まで減少、東日本震災以降は更に受注が悪化して、今回の事態に至った。

[ 2011年9月 1日 ]
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