アイコン 剣道防具「八光印」の多田産業(株)(西都市)/民事再生申請

剣道防具製造会社の多田産業(株)(宮崎県西都市下三財3436、代表:多田郁子)は8月30日、申請代理人に浅野健太郎弁護士(電話03-6234-1585)ほかに一任して、宮崎地方裁判所に民事再生法の適用申請をして保全命令を受けた。負債額は約15億円。

同社は昭和12年12月創業された剣道防具「八光印」の製造会社。知名度も高く、昔は15億円以上の売上高を計上していた。
 しかし、少子化などからの剣道人口の減少や海外製品の廉価品が輸入され、競争も厳しくなっていた。そのため工場集約などはかり、対応してきたが、売上高の減少は続き、平成22年8月期には4億円台まで売上高が減っていた。
先般の東日本大震災により、各地で例年行われる協議会が自粛により、中止されたり、延期されたりしたため、更に売上不振に陥り、資金繰りの目途が立たなくなり、今回の事態に至った。
8月1日には、「武蔵号」で知られる剣道具のオガタ武道具工業(株)(熊本市)が自己破産している。
剣道は、赤胴鈴之助でも出てこない限り、競技人口はますます減るばかりであろう。それこそ韓流一辺倒のフジテレビにお願いしたいものである。

[ 2011年9月 1日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサードリンク

※Google・Yahoo japan!・Twitter・ライブドア・はてな・OpenID でログインできます。

コメントする

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
Google サイト内検索