アイコン 層雲峡温泉ホテルの(株)ニュー層雲/事業停止

雲仙峡温泉ホテルホテル業の(株)ニュー層雲(北海道上川郡上川町層雲峡無番地、代表:谷口英樹)は9月1日、事後処理を金子利治弁護士(電話0166-27-0170)に一任して事業を停止した。

 北海道でも有数の観光名所である層雲峡、当地に大規模な温泉ホテル「ホテル層雲」を開発したのが本間興業、しかし経営破綻。その後経営会社が変わり、ホテル経営が続けられてきたが、不況により客数が減少していた。そうしたなか3月に発生した東日本大震災の影響で、利用者のキャンセルが相次ぎ、道外、海外の宿泊客が大幅に落ち込んだことから、資金繰りが悪化して今回の事態に至った。

なお、東電の放射能被害補償は、全国の旅館・ホテルに対して、海外客を対象としており、日本人客には対応しないとの事である。
北海道は、中国人やオーストラリアの観光客に人気があっただけに、海外客の分だけでも今後のこともあり10倍増しで補償してもらいたいものである。

[ 2011年9月 2日 ]
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