中小企業管理機構(株)/破産開始決定 負債額124億円 日本振興銀関連
日本振興銀行系列の中小企業管理機構(株)(東京都千代田区神田司町2-7、代表:間渕裕喜)は9月14日、東京地方裁判所において破産手続き開始決定を受けた。破産管財人には、蒲野宏之弁護士(電話03-3539-1371)が選任されている。負債額は約124億円。
同社は平成19年3月設立された不動産賃貸・管理会社。所有不動産は「九段下フィナンシャルビル」「市ヶ谷フィナンシャルビル」「日本橋フィナンシャルビル」などがあった。
しかし、2010年9月、金融を弄んだ錬金術師の日本振興銀行が、金融庁から不正を糾弾され、民事再生法の適用申請して破綻。同社は、そのグループ資金や関係者の資金を運用していたため、息の根が止まっていた。
日本振興銀行は傘下に、中小企業・・機構という会社を山のように作っていたことから、まだいくらでも破綻会社が出ると思われる。
[ 2011年9月16日 ]
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