(株)モンスター・ナイン・(株)デジタルナイン/破産開始決定 負債額35億円 ソロモン流
「ソロモン流」などの番組企画制作の(株)モンスター・ナイン(東京都港区麻布台1-9-10、代表:樋口潮)と関連の(株)デジタルナイン(同、同)は11月11日、東京地方裁判所において破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、北川秀二弁護士(電話03-3239-7175)が選任されている。
負債額はモンスター・ナインが約18億円、デジタルナインが約17億円、計約35億円。
(株)モンスター・ナインは平成17年2月に設立されたテレビ番組の企画・制作会社。「スポーツマンNo.1決定戦」・「サスケ」などの特番や「ソロモン流」・「筋肉祭」などレギュラー番組などを手がけ平成20年3月期には約31億円の売上高を計上していた。しかし、番組制作以外の事業の「マッスルパーク」を千歳とお台場に有していたが、ブーム後退による集客不足から閉園に追い込まれていた。また、「マッスルミュージカル」の興行も行っていたが、東日本大震災により公演が中止になるなどして、資金繰りを悪化させていた。こうしたテーマパーク・イベント事業が本業の足を引っ張り今回の事態に至った。
シルク・ドゥ・ソレイユを真似たのであろうが・・・。
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