アイコン (株)大雄土木・(資)大雄産業(豊見城市)/民事再生申請

土木工事の(株)大雄土木(沖縄県豊見城市座安332-4、代表:大城貞雄)と関連の(資)大雄産業(同、同)は12月26日、那覇地方裁判所へ民事再生 法の適用申請を行った。申請代理人は、大城純市弁護士(電話098-860-8404)ほか、監督員には横江崇弁護士(電話098-853-3871)が 選任されている。負債額は大雄土木が約4億5千万円、大雄産業が約4億円。

(資)大雄産業は昭和52年4月設立されたアスファルト・コーラル・骨材運送、産業及び一般廃棄物収集運搬業者。(株)大雄土木は昭和55年6月に、大雄産業と同じ代表と場所で設立された土木工事会社。

大雄土木は沖縄県の中南部を営業基盤に土木工事・道路改良工事・舗装工事・水道施設工事などを受注して以前は6億円以上の売上高を計上していた。しかし、最近では4億円台の売上高で推移、競争激化で採算厳しく、また焦げ付きなどの発生で資金繰りにも窮した状態が続いていた。
民事再生の可能性は、粗利率を改善しなければ、難しいと思われる。

(株)大雄土木 平成23年5月期   /千円

流動資産

324,530

流動負債

191,365

 

 

固定負債

10,681

固定資産

8,204

自己資本

130,688

 

 

(資本金)

44,000

総資産

332,734

 

332,734

自己資本率:39.2%、売上高:4億54百万円、粗利:25百万円、経常利益:0.6百万円

流動資産の中に不良資産がかなり内包しているはずだ。  

[ 2011年12月29日 ]
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