JIS認定の欠陥施設「新諫早市体育館新築工事」継続に思う!
投稿者=諫早市建設業A
1月31日、諫早市は長崎国体に使用する「新諫早市体育館新築工事」を堀内組・大誠ハウス企業体が施工中である。
将来、コンクリートの劣化、崩壊の恐れがある新諫早市体育館である。
諫早市は工事契約書と同等である仕様書に適合していない骨材を使用したことが10月末に判明したとして、11月には工事を中断していたが、完成品として認められる施設として補完措置で対応することで工事を継続すると発表している。
欠陥成品の対応をめぐり、建設業者や、下請業者、諫早市長、国会議員、県議会議員、市議会議員らが「穏便に図るよう」に行政等に働きかけたことが、不明朗な行為ではないかと、市民、県民、国民に大きな不安、不信感を超えて、疑惑を招いていることは残念でならない。
今回の主な検討課題は次の3つである。
①建築物の構造部に使用するコンクリートの品質が建築基準法第37条(建築材料の品質)に適合しているか?
②発注した仕様書に適合するかという点である。
③対策工法等について
①については指定外の骨材が混入したコンクリート部分について、特定行政庁(県知事)から品質管理、製造、使用材料、納品等について審査した結果、JIS規格相当品としての要件を満足しているとして、同法第37条に抵触しないとの長崎県建築課から回答があった。
ただ、諫早市は「堀内組・大誠ハウス企業体」の納入先である「みのる建材」が指定外骨材を混入させたとしてJIS規格工場の認定を一年間取り消されている。そのこととの整合性をどのように諫早市議会は勿論、諫早市民、長崎県民に説明するのか、説明責任が問われる。
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